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今日考えたこと。読んだ本。観に行った芝居。好きな音楽。気まぐれ更新。

やみ・あがりシアター「りんぷん手帖」@花まる学習会王子小劇場

観る予定はなかったけれど、暇だったのでふらっと観てきました、やみ・あがりシアター「りんぷん手帖」。王子小劇場の公演はすべて高校生以下1000円なのでとても助かります。
作ってる人たちの頭の良さとこだわりを感じた舞台でした。特に舞台装置と照明がおしゃれだなあと思いました。例えば、舞台後ろの、カレンダーがたくさん貼ってあるついたてはおもしろかったです。途中、カレンダーをバリバリと剥がしていく演出があり、ついたての間から照明がバーっと照らされたときはぞくっときました。
お話は、2つのストーリーが時間軸を逆に、並行して進んでいました。1つのストーリーはふつうに先へ先へ進んで、毛布1つのストーリーは過去へ過去へと戻っていき、最後にほんの少しだけ交差します。このことを「時間軸が〜」みたいな説明なしに伝えられるということは、脚本と演出を相当練っているのだなと思います。
ただ、2つのストーリーを並列させることで何を見せたいのかは分かりませんでした。(追記:上演台本を読んでいて、色々気づくことがありました。人間関係には必ず出会いと別れがあります。1つのストーリーの別れの日ともう1つのストーリーの出会いの日が、ラストで交差していました。人と人の別れ、出会い、巡り合わせの不思議さみたいなものを見せたかったんじゃないかなと思います。会場に貼ってあったポスターに、りんぷん手帖のテーマは「人と予定」だと書かれていました。見た公演の上演台本を入手して読むのは私の楽しみの一つです。)あと爆音→暗転→静かな会話のパターンが最後らへんちょっと多かった気がします。
でも細かい言葉のやり取りはすごく好きです。登場人物同士の距離感を感じさせる微妙に気まずいやりとりが素敵でした。俳優さんも上手かったと思います。
やみ・あがりシアターは学生劇団から発展したまだとても若い劇団です。これからバンバン公演を打っていくことでしょう。皆さんぜひ観に行ってみてください。