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今日考えたこと。読んだ本。観に行った芝居。好きな音楽。気まぐれ更新。

手紙を書くこと

この間、久しぶりに手紙を書いた。私たちの世代は携帯、スマホが当たり前にあり、ラインやツイッターでコミュニケーションをとり、そして大人から近頃の若者はスマホ中毒でいかんと怒られる。私たちにとってはスマホは当たり前のものなのでなぜ大人がラインが気に入らないのか分からない。
別にオンラインでのコミュニケーションが悪いとは全く思わないが、手紙っていいものだなあとこの間実感した。スマホの普及によって手書きでのコミュニケーションが廃れていっているのは事実であり、もしなくなってしまったらそれはそれで悲しいと思う。
私は、手紙を書くことは、時間をかけて完璧な「作品」を作ることだと思う。便箋と封筒を選び、できるだけ綺麗な文字を書こうとする。文章は何度も何度も書き直す。書き直す度に変な文章になるような気がするが、それでも書き直さずにはいられない。やっと出来た手紙に、可愛い切手を貼ってポストにいれ、来るか分からない返事を待つ。
紙と鉛筆という揺るぎない物質がそこにあって、向き合わずにはいられないのだと思う。何度も何度も文章を書き直すのは、自分の思いを正確に表現するためだろうか、それとも自分の思いを時間をかけて育てるためだろうか。
手紙を書くのにはとかく時間がかかる。いや、時間をかけてしまうといった方が合っているかもしれない。一番いい言葉を探しながら鉛筆を握りしめる長い時間は、悪いものではない。